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マクドナルドのアイスクリームマシーンの中身は?ー歪まれた著作権法
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マクドナルドのアイスクリームマシーンの中身は?ー歪まれた著作権法

執筆者: Elizabeth Chamberlain @liz_ifixit

  • September 2, 2023
  • 保存先: テックニュース, 修理する権利, 分解
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今年の夏は暑い。毎日、アイスクリームが食べたい。しかし、そんな今日でも、あなたの街のマクドナルドのクルーが、「アイスクリームの機械が壊れていてアイスクリームは提供できない」と言う可能性は高いかもしれません。

常に、米国内のマクドナルドのアイスクリームマシンのうち約10%が故障しています。この夏、私たちはこの問題を解決すべく、2つの使命を与えられました。 それは、甘くてべたべたした業務用アイスクリームマシンの内部を分解すること、そして、この修理を妨げているアメリカの著作権法に切り込むことです。 

アイスクリームマシーン全体のブレイン

アイスクリームマシーンがメルトダウン

アイスクリームマシンが「壊れた」時、多くの場合、ソフトウェアの障害ということをご存じですか?パスワードや不可解なエラーメッセージから締め出されると、簡単な修理でさえ、高価な技術者を呼ぶしか方法はありません。

このような機械メーカーに勤務するテイラーは、エラーコードとマニュアルを厳重に管理しています。毎日、クライアントから頻繁に割高なサービスコールが発生します。これが利益の大部分を占めています。

iFixitでは、フランチャイズ・オーナーのためにエラーコードを読み取り、機械のトラブルシューティングを手助けできるツールを提供したいと思っています。しかし実際のところ、著作権法では、このアクションに対して「NO」と規定されています。

著作権法にあまり詳しくない人のために説明すると、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)には、デバイスのソフトウェア・ロックをバイパスすること(修理すること)を違法とする条項(1201)があります。昔、CDの海賊版が話題になっていたころなら納得できたかもしれませんが、今となっては脳が凍りつくような話です。

アイスクリームを修理させて

そのため、私たちはパブリック・ナレッジの友人と協力して、コピーライトオフィス(著作権局)にアイスクリームマシーンをDMCAから除外するよう求めています。(これが彼らの声明です)。

3年毎に、私たちはコピーライトオフィスに対してDMCAの適用除外を求める機会を得ています。実際に、iPhoneからトラクターまで多くのデバイスの免除を勝ち取ってきました。しかし、現在のところ、アイスクリームマシーンの修理は違法とされています。

この免除申請が認められれば、アイスクリームマシーンでもっと多くのことが可能になるでしょう。ただ分解するだけでなく、ソフトウエアを掘り下げること、エラーコードをリバースエンジニアリングし、それをリセットする方法を見つけ出すことも可能になります。

しかし、それだけで問題は解決しません。マクドナルドのフランチャイズオーナーのほとんどはハッカーではないので、自分でマシーンのエラーコードを読み取り対処する方法を見つけ出すことは難しいでしょう。

Kytchという会社は、この解決方法を提供するために、エラーコードを簡単なインストラクションに変換する装置を開発しようとしました。しかし、テイラーを始めとしたマクドナルドは、未承認の”安全面に関する危険性”を理由に、このイニシアチブをすぐに潰しました。

そういう理由で、私たちはマクドナルドのアイスクリームマシンを分解することになりました。

スイーツの解剖学

マシーンの内部に何を見つけたでしょうか?銅配管の熱交換器、モーターとベルト、プリント基板3枚といった簡単に交換できるパーツ……そして、大きなコンプレッサーにアクセスするには、さらに工具が必要です。しかしドライバーを使いこなす修理テックたちが手に負えないようなものはこの内部にはありません。

アイスクリームマシーンの完全分解ビデオをお楽しみください。ー(マイクロ)チップスをのせたアイスクリームほど美味しいものはありません。

たとえ今日、コピーライトオフィス(著作権局)が、私たちが提出したDMCA第1201条の免除申請を認めるとしても、デジタルミレニアム著作権法自体(DMCA)を完全に変えない限り、私たちはアイスクリームマシーンの分解であ発見した内容を共有することはできません。

そのために、私たちは連邦議会にDMCA第1201条からすべての修理活動を永久に免除し、そして修理用のツールも合法とするFreedom to Repair Act (修理行為の自由)の審議を訴えています。この適用除外が完全に承認されるまで、マクドナルドのアイスクリームマシンは壊れたままでしょう。

私たちは単に美味しいスイーツのために戦っているわけではありません。壊れたモノを修理する権利、所有の自由、そして…最後に大好きなアイスクリームのために戦っています。

iFixitの夢は、マクドナルドのアイスクリームを食べたい欲求が、機械故障のためサービス中止ではなく、完全に満たされることです。ソフトクリームが常にメニューにあり、デバイスが真に私たちのものとなる世界。その時まで、アイスクリームコーンを準備し、希望をもっていきましょう。なぜなら、変化はこの地平線上にあり、それはマックフルーリーのような味がするからです。

あなたもこの運動に参加したいですか?あなたの声を届けるために、お近くの修理アドボカシー団体をお探しください。

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